復職後の対応
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メンタルヘルス不全で休職していた人が復職した後、本人への対応で注意すべきポイントを、以下にまとめました。大切なことは、本人が決して完治したわけではなく、元の状態に戻ったわけではないことを職場のメンバー全員が理解しておくことです。
【受診の機会を保障する】
うつ病の完治には、場合によっては年単位の日数が必要なこともあります。治療が
中途半端にならないよう、定期的な通院・受診の機会を確保できるよう配慮することが大切
です。調子がよくなれば、自己判断で通院しなくなる人が多くいます。どこまでの期間、
治療を継続するかは主治医が決めることです。再発を防ぐためには、医師の指示に従っ
て薬物療法を続けることが大切です。通院することと、薬を飲むことは業務命令として
本人に伝える必要があるかもしれません。
【時間管理を徹底する】
職場復帰後、少なくとも半年間くらいは残業をさせないことが大切です。定時に出社
し定時に退社することを徹底し、生活リズムを乱さないよう配慮する必要があります。
【定期的に面談の機会を設ける】
休職中に本人との対応で窓口となった上司、総務部門、そして産業保健スタッフは、
本人が復職後も連携を図り、組織的にサポートする必要があります。上司は本人と
定期的に話し合いの場を設けることが大切です。復職後、一週間、一ヶ月、三ヶ月、
半年、一年、といった具合に節目ごとに面談し、本人の状態を確認します。
その内容によっては業務内容を調整することも求められます。
【普通に接する】
復職後の本人への接し方においては、腫れ物に触るように過度に気を遣わないこと、
つまり普通に接することが望ましいといえます。そして、激励しないことが大切です。