ストレスと心臓疾患

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ストレスと心臓疾患

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 心筋梗塞や狭心症といった心臓疾患(心臓病)の発症もまた、ストレスと関係が深いことがよく知られています。

 心筋梗塞は心臓の冠状動脈の血流量が下がり、酸素と栄養が心筋に完全に供給されなくなったために心筋が壊死してしまった状態です。そして、狭心症は、心筋に酸素と栄養を供給している冠動脈の血流が一時的に悪くなったために、胸痛や胸部圧迫感などの症状を起こすものです。 狭心症の状態が悪化したものが心筋梗塞であり、両者は虚血性心疾患とも呼ばれています。日本人の死因のトップは、悪性新生物(ガン)ですが、その次に多いのが心疾患です。

 心臓に酸素と栄養を供給している冠状動脈はストレスの影響を受けやすく、最近は30代や40台といった働き盛りの世代にも心筋梗塞が増えてきている傾向にあります。仕事の内容や量、職場や家庭での責任が重くのしかかるこの世代は、様々なストレスフルな状態に曝されています。喫煙・飲酒、不規則な食生活、偏った食事内容、そして運動不足などの要因も重なって動脈硬化が進行し、その結果心臓疾患の発症リスクが高くなっているといえます。

 また、心臓疾患の患者を分析すると、そこには一定の行動様式や性格傾向が認められることが知られています(アメリカでの調査)。この行動様式や性格傾向のことは、「タイプA」とも呼ばれています。

 タイプAには次のような特徴があると言われています。


 ◆話し方や食事のスピードが速い

 ◆攻撃的で活動的

 ◆絶えず時間に追われた生活をしている

 ◆完璧主義者

 ◆ライバル意識が強く、負けず嫌い


 ただし、このようなタイプに当てはまる人が、必ずしも心臓疾患を発症するわけではありません。しかし、上記のような特徴を持つ人は、常にストレスに曝された状態であり、絶えず交感神経が優位になっていることが伺えます。その結果、血圧や心拍数が上昇するなど、心臓にかなりの負荷をかけていることは想像に難くありません。

 生来の性格や行動様式を変えるのは簡単なことではないかもしれませんが、今一度、心臓疾患のリスクを十分に認識し、生活習慣や意識を見直していくことが働き盛りのビジネスパーソンに求められています。

         

ストレスと身体病の関係

ストレスは心と身体に影響を与えます。
ストレスが一過性のものでなくなると、その影響が身体にさまざまな歪となって現れてきます。
それが高血圧などのストレスによる身体病です。

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