ストレスと糖尿病
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糖尿病は血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が高い状態が持続する疾患で、生活習慣病のひとつです。糖尿病は、身体病として捉えられがですが、心身症という側面もあります。というのも、血糖値を上げる要因のひとつに「ストレス」があるからです。
一般的には、糖尿病(2型糖尿病)は、体質的に太りやすいなどの遺伝的素因が高いとされていますが、それに加えて生活習慣にも大きなかかわりがあります。生活習慣には、運動不足や、甘い物の過食、肉や乳製品の過度の摂取、喫煙、過度のアルコール摂取などがあげられます。
私たちは通常、食後には血糖値が上昇します。しかし、膵臓からインスリンが分泌されて糖を代謝するため、時間の経過とともに血糖値は正常値の範囲内にコントロールされます。糖尿病はインスリンの分泌が正常に行われないために、常時血糖値が高い状態になります。また、ストレス環境下にあると、血糖値を上げるホルモンが分泌され、インスリンの働きを阻害するため、血糖値が上昇します。
糖尿病が恐ろしいのは、進行すると合併症を引き起こすからです。糖尿病の合併症として広く知られているのは、糖尿病性網膜症や腎症、神経障害などです。そのほか、脳梗塞や虚血性心疾患などの発症リスクも高まってきます。
糖尿病の治療方法としては、運動療法と食事療法を基本としますが、場合によっては薬物療法も併用する必要性があります。しかし、最も重要なのは運動療法と食事療法を中心として生活習慣の改善に取り組むことだとされています。そして、ストレスを溜めないことも大切になってきます。
職場でも家庭でも、そして地域でもストレスとなる要因が多いこの現代、適切にストレスに対処する方法を身につけていくことは、あらゆる病から身を守る必須条件といえるのではないでしょうか。