パニック障害

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パニック障害

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 パニック障害(PD:Panic Disorder)は、突然の強い不安感を主症状とする心の病のひとつです。かつては、「全般性不安障害」「急性不安神経症」とも呼ばれていた疾患です。不安に敏感な人や、不安を感じやすい人、人の目を過度に気にする人などが、パニック障害になりやすい傾向にあるといわれています。

 パニック障害の具体的な症状としては、強い不安感、動悸、発汗、振るえ、手足の先の痺れ、息ぐるしさ、めまい、悪寒、吐き気、胸の圧迫感、現実感の喪失などの精神症状と身体症状が生じます。これらの症状が複数出現し、短いときで数分間、長いときで1時間程度続きます。

 本人としては死の恐怖を味わうことも多く、そのためパニック発作の再発を恐れるようになります(予期不安)。また、この予期不安がさらにパニック発作をもたらす呼び水になるなど、悪循環となって慢性化する疾患です。この予期不安が強くなり重症化すると、一人で外出したり、人の多い空間や場所に身を置くことができなくなり、社会生活に支障をきたすこともあります。

 パニック障害は心臓発作の症状と似ているため、初期の段階で内科などを受診してしまう傾向にありますが、当然臓器には何の問題もないので「特に異常なし」との診断を受けてしまいます。その結果、原因が明確にならないため治療への着手ができず、不安と恐怖を募らせている人も少なくありません。

 パニック障害が起こるメカニズムは現在のところ未だ明確にはなっていません。しかし、発症するきっかけは、予期しない衝撃的な出来事などの強い精神的なストレスだと考えられています。ただし、きっかけはストレスであっても、その後はストレスとは無関係に、時と場所を選ばずに症状があらわれるので(限定した場所に身を置くと発症するタイプもあります)、本人としては予期不安を募らせることになります。

 パニック障害は、「パニック発作」と「予期不安」から構成されている病気であるため、治療に際しては、この2つの側面にアプローチしていくことになります。一般的にパニック発作に対しては薬物療法(SSRIなどの抗うつ薬の処方)が、予期不安に対しては心理療法が適用されます。

         

ストレスと心の病の関係

ストレスを原因とする心の病は決して珍しいものではありません。
全てが業務や職場におけるストレスに起因するものではありませんが、うつ病患者だけでも日本で五百万人いると推定されています。

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