うつ病と自殺

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うつ病と自殺

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 うつ病と自殺とは密接な関係があることが広く知られています。うつ病患者が自殺に踏み切るリスクは30倍に跳ね上がるといい、また、20歳から40歳代の自殺者の約半数がうつ病を発症していたとも指摘されています。症状が悪化していく途中と治りかけの時期には、特に注意が必要となります。一方、最も重症化している時期は、そのような行動に踏み切る気力も起きないとされています。

 自殺に至るまでの心理的な変化は、一般的に次のようなものであるといわれています。

 初期には、職場の同僚や上司、また会社そのものを批判する「他罰的な心理状態」となり、それが次第に自分を無力だと思い込むようになります(「自罰的な心理状態」)。そして最終的には、問題を解決するためには死ぬしかないという心理状態に至るのです。

 しかし、一方では、「この状況を何とかしたい」「助けて欲しい」と思っていることも事実であり、微妙な心理的バランスのうえに乗って揺れ動いている状態といえます。容易に他人の支援を請えない性格的な傾向もあって、孤独感をさらに募らせることとなり、悪循環化を招いています。

 このように、あくまで本人は最後まで「問題を解決」しようと努力しており、その究極の手段として「死」を選んでしまうことから、職場や家庭などの私生活で何らかの容易には解決し得ない問題を抱えているといえます。そういう意味から、周囲が本人の発するサインに気づいて早期に介入し、適切な支援を行っていく必要があります。

         

うつ病・うつ病性障害

日本人が一生涯で「うつ病」に罹る率は5~8%といわれています。
うつ病が、これだけ身近な疾患であるにもかかわらず、未だ偏見も多く、基本的な知識さえも普及しているとはいえないのが現状です。

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