感情障害(気分障害)とは
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"うつ"は医学的には「感情障害(気分障害)」という言葉を使います(人間として感情がうまく働かないということ)。もともと人の気分には多少の「波」があります。上向きの波を「気分が爽快なとき」とすれば、下向きの波は「気分が沈み込んでいる」状態といえます。
正常の範囲を少しでも飛び出したら"うつ病"というわけではありません。「正常」と「うつ」の間の境界線には一定の幅があり、そこに留まっている状態ならば、それは"うつ状態"(病気ではない状態)であり、"うつ病"とは分けて考える必要があります。
それでは、"うつ状態"で表れる気分としては、どのようなものがあるのでしょうか。
一般的には、抑うつ感、悲哀感、不安感、意欲低下などが挙げられます。
これらの気持ちは、例えば午前中は調子が悪く、午後から改善するといったように日内変動があるのが一般的です。
上記のような、気持ちに不良がある状態が続くと、判断力低下・欠如、集中力低下・欠如が出現し、業務に支障をきたすようになります。
このような症状の中でも原因がはっきりしているものもあります。それが、①昇進うつ病、②荷下ろしうつ病、③仮面うつ病と呼ばれるものです。
①については、昇進を機に責任の重さに潰れることによって起きます。②については、介護や出産 など長い期間に渡って重要なことをやってきて、それをやり終えたことによる虚脱感から起こってきす。③については、体に様々な症状がでてくることが特徴です。その症状の裏に"うつ"が隠れています。したがってこの場合、体の病気と捉えて症状だけにフォーカスしていては、原因が全く明らかにならないことに注意する必要があります。