うつ・うつ病の原因はストレス
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うつ病の原因は、現在をもってしても完全にはわかっていません。ただし、うつ病になるきっかけは存在しています。その最大の要因が「ストレス」です。ストレスは、脳の中の順調な精神活動を乱す働きをします。
ストレスには、俗に「善玉ストレス」と「悪玉ストレス」とがあるといわれています。善玉ストレスとは、人間が生きていくうえでプラスになるようなストレスのことをいい、これに反してマイナスに作用するストレスを悪玉ストレスといいます。
悪玉ストレスは人の体に変調をきたします。症状が出始めたら、「心のSOS」であると気づくことが大切です(診察で体に異常がなかったら、心を疑ってみる)。
「心のSOS」を認識していないと、仕事上においてがんばりすぎてしまい、その結果、こころを潰してしまうことになるのです。したがって、「がんばりすぎないようにする」、あるいは「がんばらせないようにする」ことが上司の務めなのです。「がんばっている時が危ない」ということを肝に銘じておく必要があります。
人間の心の中には"バネ"があり、「モヤモヤ」とした気分や落ち込んだ気分をはね返す作用をしています。心に負担がかかるとバネが縮み、それがなくなると元に戻ります。しかし、反発力を潰してしまうような負担がかかれば、元には戻らなくなってしまいます(心のバネが効かない状態)。
このようにはね返す力がなくなってしまうと、生きるエネルギーが著しく低下し、日常生活がまともに送れない状態になってしまうのです。心のバネが効かなくなってしまうと、具体的には自身喪失(思考面)、いらいら(感情面)、やる気の低下(意欲面)となってあらわれます。